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ー 第1〜2日 東京〜パリ〜ワガドゥグ ー


= ドゴン族の仮面舞踏とジェンネの泥のモスクを訪る旅にでかける =

 ここ数年、「森の家」のある蒜山高原が雪に覆われる時期は、大抵関西の「街の家」で過ごすか海外旅行に出かけている。 今シーズンも12月から1月にかけては、陶芸などを楽しんでいた。

 海外旅行もパック旅行は企画内容が画一的で、旅程も短いのであまり好みではなく、自分たちで計画して出かけることが多い。 アフリカは以前世界一周の旅の途中でケニア、タンザニア、南アフリカ、ナミビアなどの国々を訪れて、その風土と人々が気に入り、再訪を考えていた地域で、特に旅の途中で今は亡きケニアのミュージシャン、ピーター・オルワから教わったジャンベの発祥の地、西アフリカの国々へはぜひ出かけて、本場のジャンベサウウンドに触れてみたいと思っていた。

  現地ツアー会社の企画などにも目を通していたが、なかなか気に入ったものがなく、西アフリカへの旅はこれまで実現していなかった。 

 一月中旬にかつて利用したことのあるツアー会社から送られてきたパンフを見の中に、「西アフリカの旅」を見つけた。

 ツアーの内容は、マリの世界遺産である「ジェンネ旧市街」にある泥のモスク、かつて「黄金郷」と呼ばれた「トンブクトゥ」、「ドゴン族の仮面舞踏」などで知られるドゴン族の地「バンディアガラ断崖」などを見るいわばマリツアーの定番コースで、あまり面白味はないのだが、日程的にちょうど空いていたこととマリの世界遺産も一度は見ておいても良いと思ったので、Ms. S と共に出かけることにした。

日程 都市名 主な訪問場所
第1日    2月7日 伊丹−成田 出発
第2日    2月8日 パリ−ワガドゥグ ブルキナファソ着
第3日    2月9日 ワガドゥグ 1 マーケット
第3日    2月9日 ワガドゥグ 2 民族楽器博物館、工芸村
第3日    2月9日 ワガドゥグ 3 モシ族の大家族 タプソバ家
第4日   2月10日 ワガドゥグ−モプティ ブルキナファソ−マリ国境
第4日   2月10日 モプティ 移動
第4日   2月10日 モプティ ドゴン族ジギボンボ村(ドゴン族)
第4日   2月10日 モプティ 黄昏のバニ川
第5日   2月11日 モプティ ソンゴ村(ドゴン族) 1
第5日    2月11日 モプティ ソンゴ村(ドゴン族) 2岩絵
第5日   2月11日 モプティ ソンゴ村(ドゴン族) 3
第5日   2月11日 モプティ サンガ村(ドゴン族)
第5日   2月11日 モプティ ボンゴ村(ドゴン族)
第5日   2月11日 モプティ バナニ村(ドゴン族)
第5日   2月11日 モプティ ドゴンの仮面舞踏 1
第5日   2月11日 モプティ ドゴンの仮面舞踏 2
第5日   2月11日 モプティ ドゴンの仮面舞踏 3
第6日   2月12日 モプティ−トンブクトゥ 移動
第6日   2月12日 トンブクトゥ 1 ジンガリベリモスク、カイエの家、シディ・ヤヒア・モスク
第6日   2月12日 トンブクトゥ 2 博物館、マーケット、サンコーレ・モスク
第6日   2月12日 トンブクトゥ 3 トゥアレグ族の村
第7日   2月13日 トンブクトゥ−モプティ 移動
第8日   2月14日 モプティ 1 金曜モスク、マーケット
第8日   2月14日 モプティ 2 バニ川クルーズ、ボゾ村
第9日   2月15日 モプティ−セグー ジェンネ市街
第9日   2月15日 ジェンネ 1 ジェンネ泥の大モスク
第9日   2月15日 ジェンネ 2 ジェンネ市街
第9日   2月15日 ジェンネ 3 ジェンネ月曜市
第9日   2月15日 モプティ−セグー テレコンゴ村(ボボ族)
第10日  2月16日 セグー−バマコ 1 セグー市内、セコロ村(バンバラ族)
第10日  2月16日 セグー−バマコ 2 移動
第10日  2月16日 バマコ−パリ クールバの丘、マーケット、クラフトセンター、帰国
  マリの動植物   マリで出会った動植物

第1−12日 

  旅の雑感

 日本からマリへの直行便はないので、成田からはパリ経由で行くことになるが、今回のツアーではパリからブルキナファソのワガドゥグに飛んでから陸路でマリへ向かう。

 成田空港21時55発のエールフランスAF277便は、14時間30分後の翌早朝4時25分にパリのシャルルドゴール空港へ着いた。 パリは東京よりさらに寒く、到着時の外気温は2度だった。 

 ブルキナファソへのエールフランスの乗り継ぎ便は16時10分発なので、時間調整のために一旦空港近くのホテル「Milenium Hotel」へ入り食事と休息をとった。

 熱い風呂とまっとうな食事にありつけるのはこれが最後と、しっかりと休養と栄養をとってから、その日の午後再びシャルルドゴール空港へ戻り、AF730便でブルキナファソへ飛ぶ。

パリ ミレニアムホテルのレストラン

 パリから空路5時間35分、20時45分にブルキナファソのワガドゥグ空港へ到着し、その日のホテル「INDEPENDENCE」に入る。 ワガドゥグの外気温はさすがに高く、この時間でも30度近くもあり、パリからわずか5時間で約30度の外気温の変化を体感する。

 ワガドゥグはブルキナファソの首都であるが、空港は未整備で暗く、狭く、到着後の通関は大混雑で時間がかかった。 もっとも税関の担当者は友好的で私たちの入国票を眺めながら何かと話したがった。

 彼らからすると「Occupation」欄に「None」と記入した私たちのような人間が遠くからわざわざ観光にやってくるということが理解しにくいらしく、以前は何をしていたのかと聞く。 また同じグループの女性が質問されて困っていたので通訳を買ってでると「彼女も貴方の妻か」とまじめな顔をして聞く。 もちろん否定したが、これには笑ってしまった。

 そう言えばブルキナファソはイスラム教徒が30%以上もいるので、一夫多妻を想起したのかもしれない。

ワガドゥグのホテル インデペンデンス

 この日の宿は、「AZALAI HOTEL INDEPENDENCE」 だ。 この「AZALAI」 というのはバンバラ語で「キャラバンのための宿=隊商宿」という意味である。 ここはもうサハラの地なのだ。

 ('10.02.08)

    

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